目的

私たちは、多様な人々が安心して参加し、知識・創造・協働を育む場を実現することを目指します。あらゆる参加者が公平・尊重・協力のもと活動できるように、この行動規範を定め、継続的に見直していきます。 この規範は、オンライン・オフラインを問わず、当該コミュニティ・組織・プロジェクトに参加・貢献するすべての人々に適用されます。

はじめに

この規範は、あらゆる参加者が安心して協働できる基本的な線引きを提示するものであり、各プロジェクトや組織は文化的・地域的背景を考慮して、これを補強・展開しても構いません。ただし、本規範を下回ることは許されません。

本規範への違反には、組織または運営主体が定める適切な対応がなされることがあります。

期待される行動

すべての参加者は、初心者・熟練者を問わず、自らの言動に責任を持ち、次のような行動を心掛けます。

2.1 お互いを尊重する

あらゆる人に敬意を持って接し、オンライン・オフライン問わず丁寧に対応します。 異なる背景・経験・言語・文化・能力・立場を持つ人々の視点に耳を傾け、理解しようと努めます。 貢献者の名称・代名詞・役割など、その人が自分で選ぶ表現を尊重します。 新規参加者にも分かりやすく配慮し、「助けを必要としているかもしれない」「知らないだけかもしれない」といった前提で姿勢をとります。

2.2 礼儀・協調・相互支援・良き市民であること

他者との交流において礼儀を保ち、建設的で協調的な態度を心掛けます。 協働する仲間を支え、必要な時には手を差し伸べます。 新しい参加者を歓迎し、必要なスキルや手続きがあれば案内・助言します。 他者の貢献を認め、感謝の意を示し、良い結果やプロセスを称えます。

許容されない行動

次に示す行為は、このコミュニティ・組織・プロジェクトでは許容されません。

3.1 いじめ・嫌がらせ

他者を怯えさせる、怒らせる、困惑させることを主たる目的とする言動。 知性・外見・民族・文化・言語・性別・性自認・障がい・年齢・国籍等を理由にした中傷・侮辱・差別的発言。 同意のない性的関心・性的発言。 脅迫、追跡、当該者の個人情報を無断に晒す(いわゆる“ログ晒し”)こと。 意図的に会話を妨害する、煽る、繰り返し批判を行う、嫌がらせ目的の行為。

3.2 権限・影響力・特権の乱用

役職・経験・知識・関係性などを背景に、他者を威圧したり、強制的に動かそうとする行為。 “立場が上だから許される”という態度や、影響力を用いて特定の人を傷つけること。 意図的な心理的操作(他者の判断・感受性・理解を疑わせて動かそうとする)など。

3.3 コンテンツ・プロジェクトの破壊/乱用

虚偽または誤解を招く情報を故意に流布する、または議論や説明なく繰り返し削除・改変する行為。 特定の立場・信念・個人または集団を貶める目的でのコンテンツ操作やヘイトスピーチ。 プロジェクトの目的やルールを逸脱し、他者を混乱させるようなタグ・画像・宣伝・分類を用いること。

State of the Map Japan 2025 実行委員会

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